ジェンダー平等な社会をつくる女性の学習分科会公開学習会
「ジェンダー・バックラッシュと社会教育-明るみに出る統一協会との関係から-」ご案内

ジェンダー平等な社会をつくる女性の学習分科会公開学習会
「ジェンダー・バックラッシュと社会教育-明るみに出る統一協会との関係から-」ご案内

 GGI(ジェンダーギャップ指数)の低位(146ヶ国中116位、2022年)低迷にも 明らかな、周回遅れの日本のジェンダー平等に大きな影響を与えたのがジェンダー・ バックラッシュです。2000年前後に激化したいわゆる「ジェンダー・バッシング」が、 自治体の男女平等条例の策定や、図書、講師の選定への介入などを通じて、社会教育 にも影響を与えたことはよく知られています。
 そして、今日、統一協会の実態が明るみに出される中で、その特異な結婚観、家族観、 ジェンダー観が、政治的主張としては、「慰安婦」問題や夫婦別姓、性教育や家庭教育 などで自民党一部政治家の主張や政策と響きあい、「ジェンダー・バッシング」と呼応 していたこと、その一方で、地域での草の根的な講演活動などを通じて学校教育や 社会教育と関わっていたこと、が明らかになってきています。
 「ジェンダー・バッシング」は、一部極端な主張を持つ勢力による一時的なバック ラッシュの動きとも捉えられがちですが、ジェンダー平等は軍事主義化や新自由主義化と 相容れないがため、そうした動向を推進したい勢力は様々な形で対抗を試みます。教育は その重要なフィールドなのです。
 今回の学習会では、1990年代後半から2000年代におけるバックラッシュの経過とその 意味をつぶさに検討してきた報告者から、今日明らかになった統一協会の実態と照らし 合わせて、標題についてご報告いただき、ジェンダーの視点を持った社会教育の意義と 課題を考えたいと思います。

 日 時:11月23日(水・祝)18時~19時30分
 報告者:井上惠美子さん(女性の学習分科会世話人/フェリス女学院大学)
 申込み:11月20日(日)までに下記連絡先宛メールで。( 前日までにURLをお送りします。)
 連絡先・申込先:info@japse.main.jp 「女性の学習会参加希望」と明記

 ※オンライン環境のない方、連絡先までご相談ください。近隣のどなたかと一緒にオンライン参加ができるかもしれません。